FAQ一覧

ジェネリック薬とは何ですか?

製薬会社が多大な費用をかけて新薬を開発しています。その新薬の特許期間が失効し、新薬と同成分、同薬効の薬をジェネリック薬品として製造、販売することが認められています。しかし新薬と全く同じではありませんので、ピロリ菌の除菌等、一度しか出来ない治療に於いては新薬を使用することをお勧めします。

2016年01月14日

ピロリ菌について?

世界保健機構WHOにて胃がんの原因と指摘されている菌です。

幼少期に胃に住み着き、長い年月をかけて胃粘膜を荒らし、その荒れた胃粘膜(萎縮)から胃がんが発生します。萎縮の進行度合いと胃がん発生リスクは正相関をします。

2015年10月02日

胃がんのリスク?

ピロリ菌に感染し事の無い人の胃には、胃粘膜の萎縮がありません。今の若い方の多くがそうです。胃粘膜萎縮の無い方は毎年の定期的な胃の検査は必要ありません。

一方で、胃粘膜萎縮の強い方(木村・竹本分類でO-2以上)は、きちんと毎年、胃カメラ検査を受けましょう。ピロリ菌を除菌した後でも、胃がん発生のリスクは残りますから、医師のアドバイスに従って検査を受けた方が良いです。

2015年10月03日

ピロリ菌は目で見てわかります

ピロリ菌に感染した事の無い胃は、胃粘膜に萎縮が有りません(木村・竹本分類のC-0,1)。胃底腺領域に萎縮の無い胃粘膜ではピロリ菌感染は有りません。

胃粘膜の萎縮が胃角部小弯を噴門(胃の入り口)側に越えると、ピロリ菌感染陽性、或いは既往感染という事になります。

更に胃粘膜萎縮は小弯側を噴門に向かい進行し、やがては噴門を越えます。次は、穹隆部、そして前後壁へと進行します。こうなると(木村・竹本分類O-2以上)胃がん発生のリスクはグッと高まります。

2016年01月14日