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ABC胃がんリスク健診でC判定(正しくはD群)される方の受診が目立ちます。多くは女性です。D群とは、ピロリ菌陰性、ペプシノーゲン法陽性の方が該当します。つまり、ピロリ菌が生存困難な程度に胃粘膜が萎縮しきった状態:木村・竹本分類でのO-3を意味します。しかし、もともと胃粘膜が薄くペプシノーゲン分泌の少ない女性が多い様です。ですからABC健診でC判定を受けるのですが、じつは、ピロリ菌感染した経験が無く、単にペプシノーゲン分泌が少ないだけなのです。ABC胃がんリスク健診は昏迷しています。胃カメラを行いますと殆どの方がA群と分かります。胃カメラで何故A群と判定することが出来るのか?。当HPの胃がんリスク頁をご覧下さい。恐らく、ABC健診は今のままでは無くなるでしょう。

2015年10月01日