大谷内科クリニックにて行っている胃カメラ検査の実際についてご説明します。
尚、内視鏡検査は緊急時以外は予約制とさせて頂いております。
まず、麻酔剤等の決まった処置の後に、検査を行います。
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喉頭部
経鼻挿入では喉頭部も丁寧に観察します。
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食道
挿入時にはBLIという特殊光を利用し早期食道癌の発見に留意します
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穹隆部
食道から胃に入った所です。ここでまず胃内の空気を抜きます。ほぼブラインドになります。胃挿入時に腰辺り迄下げていた左腕を身体の前面迄持ち上げ(カメラが穹隆部から胃前面、そして前庭部に向かう形になります)、カメラ尖端をややアップ気味みにして挿入。
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幽門(胃の出口)
カメラが過伸展すること無く幽門へ向かいます。このまま十二指腸球部から下行脚へ入る方も少なく有りません。
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十二指腸
十二指腸下行脚です。ここ迄、極力送気しない事がコツです。後は通常通りに、送気し丁寧に観察するのみです。